函谷鉾の上で。

鶴は今年新調されたもの。毎年少しずつ新調されたり、変化する姿も楽しみの一つです。

八坂神社石段下出発時はスコールのような雨でしたが、出立と同時に上がり始めるというドラマティックな展開でした。

中御座神輿の差し上げはベストポジションで見ることができました。美しいです。

西御座の最後の御旅所前差し上げ。法被に赤が入るのも特徴。

東御座の勢いのある差し上げの瞬間。

御池通りに長刀鉾が到着。初めての視点から。綾傘鉾の棒振り踊りも蟷螂山のからくりの蟷螂の羽根がパタパタと動くのも、放下鉾のからくり人形三光丸の稚児舞も見ることができて幸せ。

今年の祇園祭は週末で大変な人出でした。(来年も週末なので平日にお休みしにくい方にはいいのかもしれません。)

宵山には友人のご縁で函谷鉾を参拝させていただきました。鉾の中の世界も魅力的、そして鉾から見る駒形提灯の揺れる京都の町も素敵でした。

 

巡行は初めて高い視点からとなりました。まるで京都新聞の1面のような写真が撮れました。御池通りのバックの緑の強さが夏を感じさせます。

鉾がずらっと並ぶ姿は何とも壮観。素敵な方々とあっという間の楽しい一時でした。

毎年色々な視点で見るお祭には新しい魅力があります。

 

夜は実はこちらがお祭りの主役!の神幸祭。中御座、東御座、西御座の三基の勇壮な御神輿には血が騒ぎます。

八坂神社からの出立はまだ日がある頃ですが、御旅所に到着されるのは深夜近く。先導する駒形稚児も絵巻のよう。綾戸國中神社のご神体である馬を胸にいただき、幼いながら馬をしっかり乗りこなしています。

三基それぞれの特徴ある神輿振りの迫力は何回見てもうっとりします。

御旅所に三基が入られるのを見届けました。