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著書


『バレエ・リュス~その魅力のすべて~』(国書刊行会)
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『バレエ・ヒストリー~バレエの誕生からバレエ・リュスまで』(世界文化社)
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『祇園祭の愉しみ~山鉾と御神輿の悦楽~』(京都しあわせ倶楽部)、PHP出版祇園祭の愉しみ~山鉾と御神輿をめぐる悦楽~
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『ICON~伝説のバレエ・ダンサー
ニジンスキー妖像~』(講談社)
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『拍手しすぎる日本人、行列してまで食べないフランス人』(講談社+α新書)
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桜沢エリカさんの描く『バレエ・リュス~パリが煌めくとき~』『バレエ・リュス ニジンスキーとディアギレフ』(祥伝社、フィールコミックス)
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カタログ

『ディアギレフのバレエ・リュス~舞台美術の革命とパリの芸術家達1909-1929』 1998年

1998年6月13日~8月3日 セゾン美術館
1998年8月22日~10月11日 滋賀県立美術館

寄稿:「時代を駆け抜けたバレエ団 ロルフ・ド・マレのバレエ・スエドワ」

執筆だけではなく、パリから届いたキャプションなし写真を作品毎に分けたり、年表、作品解説、さらに作品集荷、会場設営お手伝いと初めての事の多い原点ともいえる展覧会になりました。初日にドレスで駆け付けた事も懐かしい思い出です。

『パールの夢、バレエの記憶 舞台芸術を彩ったパールの魅力~伝説のバレエ団バレエ・リュス誕生から100年を迎えて~』 2009年

2009年12月4日~25日 ミキモトホール(銀座、ミキモト本店6階)

バレエ・リュス100周年にどうしても何か!と思い実現できた小さいけれど宝石箱のように美しい、思い出に残る展覧会でした。パールという切り口から見るバレエ・リュスはリアルでかつ新鮮だったのではないでしょうか。トークもほとんど毎週開催しました。今でもクリスマスの銀座を通ると必ず思い出します。ミキモトさんが企画にご賛同下さり、全てを負担し、後援して下さった展覧会でした。

<展覧会企画監修・執筆・トーク>

『ルオーとローランサン展~パリの踊り子たち~』 2006年

 

2006年4月29日~7月9日 パナソニック汐留ミュージアム

2006年7月14日~10月1日 マリー・ローランサン美術館                 

寄稿:ルオーとローランサンを結ぶもの - ディアギレフのバレエ・リュス - / 芳賀直子

東京汐留美術館での開催に加え、素敵な蓼科のローランサン美術館での開催。後者は東京からのバスツアーも組まれ講演を開催いたしました。多くの熱心なお客様の姿が嬉しい展覧会でした。ローランサンの描いたマレの恋人ニルス・ダルデルの肖像も印象に残りました。

<展覧会バレエ監修・講演>

『マリー・ローランサンとその時代展覧~巴里に魅せられた画家たち~2011-2012』

2011年7月29日~9月3日 マリー・ローランサン美術館

2011年10月22日~12月25日 高梁市成羽美術館

2012年1月28日~3月11日 一宮市三岸節子美術館

2012年4月14日~7月8日 神戸市立小磯記念美術館

2012年7月14日~9月30日 ニューオータニ美術館

全国美術館会議、小規模館研究部会に所属する5つの美術館が中心となって行われたという意味でも画期的な展覧会でした。薄井憲二バレエ・コレクションは美術館ではないため、協力という形で出品しました。一種の芸術運動と言ってもいいほどの活動をしていたバレエ・リュス、バレエ・スエドワと画家の関係に焦点を当てた点からも特筆すべき展覧会でした。展覧会実現までの各館学芸員の皆様とのやり取りも非常に刺激的で勉強になることの多いものでした。

<展覧会バレエ監修・講演・カタログ執筆>

『ロマンティック・バレエ~妖精になったバレリーナ~』 2013年

2013年11月9~12月25日 ニューオータニ美術館

バレエといえば思い出す人も多いトゥ・シューズとロマンティック・チュチュが生まれた時代のバレエに焦点を当てた展覧会です。ニューオータニ美術館学芸員さんの深い理解と粘り強い説得によって実現しました。彼女と共に行った2回のギャラリートークは入りきらないほどの人で関心の高さを実感しました。

<展覧会監修・講演・カタログ執筆>

『バレエ・マンガ~永遠なる美しさ~』 2013年 - 2014年

2013年7月13日~9月23日 京都マンガミュージアム

2014年2月15日~4月6日 北九州漫画ミュージアム

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日本におけるバレエ、バレエ受容を考えた時に外すことができないのが漫画の存在です。バレエ漫画に初めて出会って以来ずっと気になっていたテーマが京都マンガミュージアムさんとの出会いで実現しました。漫画については知らない事も多く、沢山教えていただきました。長い準備時間をかけて丁寧に皆で育てた感のある展覧会です。関東でも是非とのお声があるのですが…実現したらいいなと思っています。

「描かれたバレエ~バレエの歩み~」として「描かれた」という切り口でバレエの伝達について講演を行いました。

<展覧会バレエ監修・講演>

講演

2011年12月 恵比寿・吉祥寺校 K-BALLET SCHOOL特別講義「バレエ史」バレエ・ダンサーを学ぶ若い生徒さんたちにバレエ史についてお話ししました(2012年にも開催)
http://k-balletschool.com/topics/view/30
 
2012年1月 小石川校、恵比寿校 K-BALLET SCHOOL 第2回特別講義「バレエ史」
http://k-balletschool.com/topics/view/43
2012年 ダンスを語る(京都芸術センター)『バレエ・リュスを語る』
https://www.kac.or.jp/events/2689/
 
2013年 京都造形大学東京サテライト校で「バレエを歴史から「知る」。「知って」楽しむ。」という5回の講座を開講しました。
2013年 国際香りと文化の会で「ディアギレフとバレエ・リュスの世界」という講義を行いました。香りとバレエは切り離せない関係、素敵な機会をいただきました。
 
2014年 JIDFラボにて「バレエなぞとき」(atamatote2-3-3)というトークを行いました。バレエって?なんでつま先で踊るの?と言った疑問からトークを展開。沢山の方にお運びいただきました。
2014年 K-BALLET SCHOOL、Summer School2014特別講座
Summer School参加者の方々と国立新美術館で開催された『魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展』を見て、館内の講堂で『魅惑のバレエ・リュスの世界』というテーマでお話ししました。衣裳を実際に見た後のお話で動く姿が想像できたらいいな、と思いました。
http://www.k-balletschool.com/topics/view/295
 
2015年3月 『創設15周年特別記念 バレエに愛された男 熊川哲也とKバレエ展』(松屋銀座)にて2回のトークを行いました。
2015年3月 『フランスにおけるダンスアーカイヴの歴史』(神楽坂セッションハウス)にてトークを行いました。
 
2017年11月『踊る文学者とその時代~徳田秋聲の見たダンス、踊ったダンス~』(金沢21世紀美術館 シアター21)
 
2018年9月『エル・グレコの首飾り―青柳図書館の秘宝』刊行記念のトークイヴェント(うめだ総合生涯学習センター)で対談しました。
 
2019年1月『ゲンズブール・ナイト★2019 さよならスーパーデラックス』(スーパーデラックス)でゲーンズブールとバレエ人脈の以外な交差についてお話ししました。
2019年3月、6月、8月 『バッハアルテ&ギャザリング』Vol2~4に登壇、公演の一部として舞台上でトークをするという新しいスタイルに挑戦しています。
2019年9月 『現代音楽史における第一次大戦の影響についての考察 20世紀再考と21世紀音楽の可能性のために』(国立音楽大学)に登壇。
2019年12月 講演『歴史を知ってダンスを深める「ダンスヒストリー・スタディーズ~神戸編~」(ArtTheater dB KOBE)
 
2020年3月 第三回『フランス文化、その過去・現在・未来』(LOFT HEAVEN)登壇。「エスニック」を切り口にバレエ、フランスについてお話し致しました。

オンライントーク

 これまでに開催したトーク・アバウト・バレエ&ダンス
バレエとダンスの話し シリーズ

2022年
第1回目 2021年8月6日(木)19:30~21:00
祝100周年☆バレエ・スエドワの世界
第2回目 2021年9月1日(火)19:30~32:00
世界初のバレエ・コンクールとダンス・アーカイブ~バレエ・スエドワ主宰者ロルフ・ド・マレの仕事~
第3回目 2021年10月1日(木)19:30~21:00
スウェーデン貴族ロルフ・ド・マレの華麗なる生活~そこから生まれたアート~
第4回目 2021年12月22日(火)19:30~21:00
バレエ・スエドワ100周年を祝うクリスマス・スペシャル~芳賀直子所蔵のコレクションを見ながら~
第5回目 2021年1月24日(日)18:30~20:00
2021年のバレエ・スエドワ~100周年を超えて~
第6回目 2021年2月24日(水)19:30~21:00
バレエ・スエドワとバレエ・リュス~1920年代パリのバレエ~
第7回目 2021年3月31日(日)14:30~16:00/18:30~20:00
バレエ・リュスの世界
第8回目 2021年4月13日(水)19:30~21:00/17日(土)19:30~21:00
バレエ・リュス・ド・モンテカルロの世界
第9回目 2021年5月1日(土)20:30~22:00
バレエ・リュスで見る宝塚歌劇団宙組『ホテル・スヴィッツラ・ハウス』
第10回目 2021年5月9日(日)14:30~16:00/19:30~21:00
バレエ・リュスで振り返る宝塚歌劇団宙組『ホテル・スヴィッツラ・ハウス』
第11回目 2021年10月27日(水)19:00~21:00
バレエ&ダンスの話 #11/プログラムで旅するバレエ・リュスのいたパリ~バレエ・リュスの1910年発行のプログラム全頁をご覧いただきます~
2022年
第12回目 2022年2月1日(火)19:00~20:30/21:00~23:00
芳賀直子が見た2021年12月のパリ&ロンドン~1~パリ編
パリ・オペラ座『春の祭典』
『アシュトン/エヤル/ニジンスキー』プロからブレイキンまで
第13回目 2022年2月8日(日)19:00~20:30/21:00~23:00
芳賀直子が見た2021年12月のパリ&ロンドン~2~ロンドン編
「バレエ教育100周年」「プッサンのダンス」
そして2つの『くるみ割り人形』とディアギレフの泊まったホテルまで
第14回目 2022年2月27日(日)20:00~21:30
プログラムで旅するバレエ・リュスのいたパリ・ロンドン
~バレエ・リュスの1911年発行のプログラム
全頁をご覧いただきます~
第15回目 2022年3月27日(日)20:00~21:30
プログラムで旅するバレエ・リュスのいた世界
~バレエ・リュスの1912年発行のプログラム全頁をご覧いただきます~
第16回 2022年5月1日(日)20:00
プログラムで旅するバレエ・リュスのいた世界
~バレエ・リュスの1913年発行のプログラム全頁をご覧いただきます~
第17回 2022年4月29日(日)19:30~21:00
《はじめてシリーズ① バレエ史》
第18回 2022年6月26日(日)20:00~21:30
プログラムで旅するバレエ・リュスのいた世界
~バレエ・リュスの1914年発行のプログラム全頁をご覧いただきます~
第19回 2022年6月17日(金)19:30~21:00
バレエ・スエドワ100周年とスウェーデンの展覧会&タマラ・ロホ『シンデレラ』など2022年のストックホルムのこと(*日程と回数の数字が逆転しているのはリリース日の関係です)
第20回 2022年7月31日(日)20:00~21:30
プログラムで旅するバレエ・リュスのいた世界
~バレエ・リュスの1915年慈善公演プログラム全頁をご覧いただきます~
第21回 2022年11月3日(木)20:00~21:30
プログラムで旅するバレエ・リュスのいた世界 
~バレエ・リュスの1917年公式プログラム全頁をご覧いただきます~

★クリスマス・スペシャル・トーク★
2022年12月25日(日)15:0~16:30
《パリ・オペラ座展スペシャル①》二山治雄さんに聞くパリ・オペラ座

2023年
第22回目 2023年1月22日(日)20:00~21:30
《パリ・オペラ座展スペシャル②》
パリ・オペラ座展をバレエから読み解く~出品しなかったパリ・オペラ座のプログラムもご覧いただきながら

バレエとダンスの話し 「はじめて」シリーズ 4月から開講します。

1.「はじめて」のバレエ史
2.「はじめて」のバレエ・リュス
3.「はじめて」のバレエ・スエドワ

その他

映画『バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び』

NHK-BS今日の世界出演、舞踊学会ゲスト講演、映画DVD総監修、新聞、プログラム執筆等

 

映画『バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び』
字幕監修・プログラム執筆、DVDリーフレット執筆・監修

 

日本で2007年に公開されたバレエ・リュス・ド・モンテカルロを中心にしたドキュメンタリー映画『バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び』は、2000年にルイジアナ州で開催された最初で最後のバレエ・リュス同窓会がきっかけになって制作された映画です。デモンストレーションや多くの会議が開催され、日本からは私と故薄井憲二さんだけが参加していました。
その後次々と亡くなられたバレエ・リュス・ド・モンテカルロのダンサー達が一同に介した本当に最後の奇跡的な機会となりました。生きてイリーナ・バロノワと食事を共にし、車椅子になっても美しいミア・スラヴェンスカに会い、情熱溢れるジョージ・ゾリッチとハグし、皆が本当に美しかったと口をそろえるフレデリック・フランクリンと話せる日が来ようとは想像せず、夢のようなひと時でした。
それが映画になり、日本公開で関わることができたのは幸せな事でした。バレエにかける情熱、愛情が伝わる映画です。バレエ関係者のみならず、芸術に関わる全てに人が共感できる映画だと思います。

『ROSE*』に1~5号にエッセーを連載しました。画家寺門孝之さん編集による1冊は毎号の特集が明快で、書くのも届くの楽しみでした。書かせていただいて光栄でした。

http://sayusha.com/catalog/magazines/roseplusx

 

『バレエ・リュス~パリが煌めくとき~』桜沢エリカさんの漫画、学術協力させていただきました。

桜沢さんからの思いがけないご質問になるほど!と思うことも沢山、また歴史からだけでは見えない漫画家さんならではのクリエーションが見える素敵な作品。第二部以降も楽しみです。

連載はフィール・ヤングでした。
http://feelyoung.jp/

 

『小林かいちの世界~まぼろしの京都アール・デコ~』(2009年、国書刊行会)

対談掲載。祖母から譲り受けた絵封筒のコレクションが小林かいちであったことがわかり、初の個人の所有者が生存しているコレクションだったこと、バレエ・リュスと同時代の日本ということで対談が掲載されました。今でも古びないデザインが素敵です。

 

2012年 「おどる衣裳をつくろう」というワークショップを行いました。ナウム・ガボデザインの透明のチュチュも印象的な『牝猫』の衣裳を作ってみよう、というワークショップ。バレエ・リュスの事、バレエ『牝猫』についてのお話をしました。また、自分で作った衣裳を身に着けての写真は『牝猫』のポーズで、となりました。

 

2012年 「日経&エクラプレミアサロン」 バレエダンサー首藤康之が語る『牧神の午後』に聞き手として登壇。『牧神の午後』についてお話しし、実際に踊られた首藤さんならではのお話はとても興味深いものでした。

 

2015年 平成27年度芸術文化アカデミーの「ヨーロッパのバレエの歴史」を2日間に渡ってお話ししました。2日目の午前中は平山素子さん指導のもとでクラシック・バレエテクニックからニジンスキーの振付までという幅広い実技を体験していただきました。埼玉教育委員会の主催による高校生のための講座でしたが、生徒さんたちの集中力にいい意味で驚かされ、後日のレポートで感心させられました。スーパー高校生沢山いるのかもしれません!

 

2020年 『文藝春秋』3月号に「藤田嗣治とバレエ」を執筆しました。幼い頃から親しんだ媒体からのご依頼で張り切って書きました。バレエ・スエドワ100周年、一人でも多くの人のその魅力が伝わりますように。