夏の日本はバレエのガラ公演が目白押しです。お教室の発表会も年末と同様多いシーズンです。

行く方も踊る方もかなり過酷な環境ですが、この夏休み時期でないと日本に帰国しないダンサーも居ます。

 

 私は見られなかったのですが、7月下旬に都内4公演が行われた「オールスター・バレエ・ガラ」女性だけ見てもアナニアシヴィリにローパトキナ、ザハロワと魅力的な顔ぶれが並びました。最高の『ロミオとジュリエット』のジュリエットはやっぱりアレッサンドラ・フェリ!のフェリの53歳での舞台復帰(しかも演目変更で日本でも『ロミオとジュリエット』となりました)も話題でした。ご覧になった方によると新たな魅力を備えて舞台に戻ってきたという印象のようで、これは見られず本当に残念でした。舞台は一期一会、チャンスと同じで逃すと後がないですね…。

もう一つの話題はパリ・オペラ座のエトワール・ガラでしょうか。Bunkamuraで3日に開幕します。充実の顔ぶれと演目です。

 

怪我を機に何か未来へとの考えから発足したという西島勇人さん率いる「BRIGHT STEP 2016」、新国立劇場で研修生も出演した「バレエ・アステラス2016」は7回目と根付きつつある公演もあります。

 

 根付いたと言えば、夏の風物詩的バレエといえば清里フィールドバレエは何と今年27周年だそう。一度は行ってみたいと思っていますが、日程が合わず、来年以降に持ち越しになりそうです。多くの人に愛される避暑地のバレエというのも素敵だな、と思うのですが…。