バレエ&ダンスの話 #25

バレエ&ダンスの話 #25(3日間のアーカイヴ付配信)/プログラムで旅するバレエ・リュスのいた世界

バレエ&ダンスの話 #25

バレエ&ダンスの話 #25(3日間のアーカイヴ付配信)
プログラムで旅するバレエ・リュスのいた世界~1920年シーズン、5~6月のパリ公式プログラム全ページをご覧いただきます~

 

前回に続いて1920年、今回は5~6月のパリ公演の公式プログラムです。バレエ・リュスが激動の、あるいは「狂乱の」時代1920年をどう生きたのか、どんな活動をしたのか、そしてプログラムから見える時代もご紹介できたらと思います。

 

次回はバレエ・リュス唯一の全幕作品『眠れる森の美女』、この準備は少し時間がかかるので、9月頃になりそう。是非今回の機会にバレエ・リュスのプログラムの世界に出会っていただけたらと思います。
ご参加お待ちしております!

 

202372日(日)20:0021:30Zoom

 

お申し込み先:
http://ptix.at/KAsl1L

6月25日(日)ご参加ありがとうございました。

垂井駅すぐの半兵衛ガーデンを会場として開催したJIDFダンス・ラボ第一回目「ピアノとお話しで、バレエをきく① ~フランスのバレエ~」ご来場の皆様、本当にありがとうございました。

美しい日本庭園をバックに夕暮れから蒼の時間、夜へと移り行く景色をバックにKballet 専属ピアニストの石井麻依子さまの演奏と演奏曲やその背景を巡るお話でたどる90分。
大勢のお客様を迎え、素晴らしい一時でした。

 

次回はストラヴィンスキー、かな、是非またお越し下さい。

 

お庭の季節も梅雨から初夏へと移行中で、下見に伺った時に桜の美しさとも違う風情が素敵でした。

バレエ&ダンスの話#23(3日間のアーカイヴ付配信)ニジンスキーが率いたツアーのお話しです

バレエ&ダンスの話#23(

バレエ&ダンスの話#23(3日間のアーカイヴ付配信)
プログラムで旅するバレエ・リュスのいた世界~ニジンスキー座長の1916~1917年初の米国ツアープログラム全ページをご覧いただきます~

 

今回は初のアメリカ・ツアーのプログラムです。
改めて見るとこれまでのプログラムとだいぶ趣が異なります。

 

そんな違いもお楽しみいただきつつ、ニジンスキーが率いたツアーの演目や米国での反応についてもご紹介します。
ニジンスキーはロモラとの結婚によってバレエ・リュスを解雇されその後第一次世界大戦に巻き込まれる形で戦争捕虜としてブタペストに軟禁されました。
そこから救われたのはディアギレフがいわば身元引受人となってニジンスキーはロシアに戻らず、米国でのツアーに参加すると保証したからなのです。
何とも切ない、ツアーの途中でロモラと結婚したことを電報で知らされたディアギレフは恋人だったニジンスキーを許せない部分があったものの、アーティストとして救う最大限の努力した物語が背景にあるのです。

 

そんな物語、時代を背景にバレエ・リュスの米国ツアーをめぐるお話しです。
是非ご参加下さいませ。

 

お申し込み先:
http://ptix.at/noUtTu

 

また、下記のサイトより「フォロー」いただくと講座のリリースが決まり次第自動的にお知らせが送られますので、ちょっと興味があるなという方は登録なさって下さい。
https://peatix.com/user/2414918/view

京都芸術大学 芸術学舎 オンライン講座に登壇いたします。いつもとは違うテーマでのバレエです。是非ご参加下さい。お申込みは4月28日 13:00まで。

国連を学び、芸術を通して世界について考える -ウクライナ情勢と舞台芸術-

 

2023/05/08(月) オンデマンド講義(録画配信)、14:00~23:59

2023/05/20(土) ライブ講義(Zoom Webinar)、9:30~17:40
私の登壇はこちら
3講時(13:20~14:40)「戦争・革命を生き延びた芸術~バレエ」
4講時(14:50~16:10)「祖国を失ったバレエ団~バレエ・リュス」
5講時(16:20~17:40)「芸術・文化・戦争」

 

お申込み先

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2315130

凝ったビジュアル完成!Hommage à Diaghilev ~ディアギレフを讃えて

 

凝ったビジュアルが届きました。じっと見てみて下さい、色々な所に今回の公演のモチーフが潜んでいます。いくつお分かりになりましたか?金曜日、奏楽堂でお待ちしております。

 

日時:2月17日(金)18:30開演

場所:旧東京音楽学校奏楽堂上野奏楽堂

公演タイトル:Hommage à Diaghilev ~ディアギレフを讃えて

K-BALLET専属ピアニスト5名によるコンサート

出演
福原智子/竹中千絵/塚越恭平/井上ゆう香/石井麻依子

芳賀直子はトークでゲスト出演

 

 

是非お運びください!

事前予約は終了しておりますが、当日17:30からの当日チケットでお入りいただけます。現金のみとなっております。十分余裕がるとの事ですが、心配!という方はDMでお名前と枚数(あれば中央・左右の席の御希望も添えて)ご連絡下さい。

http://www.k-balletgate.com/news/202212/01_event.html

2月17日 ピアノコンサート『ディアギレフを讃えて』に登壇します

2月17日 ピアノコンサート『ディアギレフを讃えて』に登壇します

K-BALLETの専属ピアニストによるコンサートが嬉しい事に「ディアギレフを讃えて」というテーマで開催ということで演奏曲の事などについてお話しすることになりました。

私が大好きな素敵な会場、上野公園内にある旧東京音楽学校奏楽堂です。

お誘いあわせの上是非お運びくださいませ!

 

2月17日(金)18:30開演

 

チケットお申込み先:
https://eplus.jp/sf/detail/3770880001

 

インフォメーション:
http://www.k-balletgate.com/news/202212/01_event.html

バレエ&ダンスの話 #22(3日間のアーカイヴ付配信)《パリ・オペラ座展スペシャル②》

バレエ&ダンスの話#22《パリ・オペラ座展スペシャル②》    パリ・オペラ座展をバレエから読み解く~出品しなかったパリ・オペラ座のプログラムもご覧いただきながら~3日間のアーカイヴ付配信~

 

2023年1月22日(日)20:00
バレエ&ダンスの話 #22《パリ・オペラ座展スペシャル②》
パリ・オペラ座展をバレエから読み解く~出品しなかったパリ・オペラ座のプログラムもご覧いただきながら~3日間のアーカイヴ付配信~

Zoom配信、アーカイヴ付

聴講券1名様分 2500円

 

現在開催中の展覧会『パリ・オペラ座~響き合う芸術の殿堂~』も気が付けば2月5日まで。
オペラ、バレエ、音楽、文学、建築と多彩な切り口からパリ・オペラ座に迫る魅力も迫力も満載の展覧会ですが、こちらの講座ではバレエという切り口からパリ・オペラ座に迫ります。

 

全体のバランスの問題で出品には至らなかったけれど、バレエという視点からは興味深いプログラムやエピソード、人物からパリ・オペラ座に迫ります。

 

展覧会がきっともう一度見たくなるはず!

 

オンラインZoom での配信、質疑応答の時間もあります。
また、終了後3日間のアーカイヴ付配信となります。

ご参加お待ちしております!

https://peatix.com/event/3463133

 

 

また、下記のサイトより「フォロー」いただくと講座のリリースが決まり次第自動的にお知らせが送られますので、ちょっと興味があるなという方は登録なさって見て下さい。

https://peatix.com/user/2414918/view

2023年ご挨拶

 

2022年、お世話になりました。
2023年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2022年も沢山の方にお世話になり、充実した時間を沢山過ごすことができたことを心よりありがたく、感謝しております。

 

バレエ・スエドワ100周年だった2020年から待ち望み、フライト&ホテルを予約しては入国できずキャンセルを何回かした末ようやくストックホルム、ダンス博物館の「バレエ・スエドワ展」に行くことができました。
しかもかつての冬しか行ったことのないストックホルムでカフェの店員から関係者まで皆が必ず口にした「5月にこなくちゃ」が図らずしも実現しました。

 

聞きしに勝るとはこのことで、北欧の萌えいずる春は本当に美しく多幸感に満ちたもので展覧会を見られたこと、沢山の貴重な資料を閲覧しに通えたことと併せて一生忘れられない旅になりました。
空港からホテルについてお部屋でお茶を飲んでから出かけたダンス博物館の通りでの自分の笑顔に驚いたり、恵まれたお天気に空や雲、鳥たち花々なにもかもが煌めいていました。
資料と展示はそれ以上に面白く、今後またご報告できる機会をお待ちいただけたらと思います。

 

夏には元通りとはいかないまでも祇園祭が巡行&御神輿渡御(八坂神社から御旅所まででしたが)が行われ、2年ぶりの夏が来ました。私が生きて見られる最後の復興鉾鷹山さんの巡行にも胸を熱くしました。
御囃子の音に心と脳に響き、御神輿渡御に血がたぎる、そんな夏がだいぶよみがえりました。

 

11月にはこちらも気が付けば5年半という長い準備期間となった『パリ・オペラ座~響き合う芸術の殿堂~』展が開幕しました。
監修の三浦篤教授にお声かけいただいたこと本当にありがたく思っております。
何度行っても新しい発見がある展示となっていますので、皆様も是非一度と言わず何度でもお運びくださいませ!
僅かですが、私の大切なコレクションも出品されていますし、かつてキュレーターを務めた大切な大切な薄井憲二バレエ・コレクションからの出品もありますのでそちらも是非ご覧ください。2月5日まで、新年再開は1月4日からです。

 

そして、この展示に関わるイヴェントで初めて「ダンス・ドラマトゥルク」として作品制作に関わりました。パリ・オペラのバレエを20分にキュッと凝縮した作品となりました。
オンラインでご覧いただけますので是非ご覧ください。

リンク:
アーティゾン美術館 Instagramアカウント

 

世界は混とんに満ちていますが、2023年が皆様にとって世界にとって少しでも幸多きものになりますように。
そして個人的には素敵な舞台・ダンサー・振付家を見続けたい!と思っています。

 

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
バレエ・リュスのプログラム全ページ紹介も引き続き開催していきますのでご参加下さいませ。

 

芳賀直子

「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」土曜講座の申込みを開始いたしました

 

2023年1月7日(土)「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」土曜講座申込み開始いたしました。

是非ご参加下さいませ。
*ご好評にて締切りいたしました(2022年11月30日)

 

2023年1月7日(土)
第4回 「パリ・オペラ 座-響き合う芸術の殿堂」開催記念シンポジウム
司会/三浦 篤(東京大学大学院 教授)
野平 一郎(東京音楽大学 教授)、寺田 寅彦(東京大学 教授)
芳賀 直子(舞踊史研究家・大正大学 客員教授)、中島 智章(建築史家・工学院大学 教授)
時間:14:00-15:30(開場 13:30)

 

土曜講座ページ(申込フォーム掲載)

https://www.artizon.museum/program/detail/1

 

美術館サイトニュース欄

https://www.artizon.museum/news/20221129/

クリスマス当日にパリ・オペラ座のお話しを二山治雄さんをゲストに迎えるスペシャルバージョンです。

 

現在開催中の『パリ・オペラ座展~響き合う芸術の殿堂~』にちなんでパリ・オペラ座を中心としたお話しをうかがいます。
パリ・オペラ座のスタジオのこと、レッスンのこと、一般には閉じられている劇場関係者のためのカフェやレストランなど一つの町のようだと私は思うパリ・オペラ座で実際に過ごした日々についてじっくりお話しいただきます。

是非ご参加下さい。

 

内容がぎりぎりの事もあるかも、ということで今回はアーカイヴがありませんのでご注意下さい。
開始から30分まではお入りいただけるように設定しております。

また、質疑応答の時間も設けておりますのでこちらもご参加下さいませ。

 

https://peatix.com/event/3421929/view