ウェルカムフラワー
ウェルカムフラワー

草月流家元 勅使河原茜氏による雄大なイメージのウェルカムフラワー

文化庁長官宮田亮平氏

文化庁長官宮田亮平氏による乾杯

演劇、オペラ、バレエの3研修所によるパフォーマンス

タイトルの「モナカ」

売店ではタイトルの「モナカ」も販売。美味しくいただきました。ふわふわのコートとチラシの色も合う感じ?!

 2018年も明け、あっという間に松の内も終わり。
そんな新年の舞台初めは楽しいものになりました。

 

ダンスは山田うんさんの『モナカ』@青山スパイラル・ホール
2015年KAAT初演の作品。
作品は繰り返し踊られることで濃度を増すのだ、ということを実感させられました。山田うんさんの振付家としての力量も、気が付けば「大御所」(良い意味で)なんだな、という手際の良さで飽きさせずにうねりのような舞台に釘づけになりました。身体の動きの面白さ、終わっても「もっと見ていたい!」と思う余韻と中毒性、新年早々素晴らしい舞台に出会えて幸せでした。
東京公演は終わりましたが、1月21日に福岡市立東市民センター並木ホール、1月26日ロームシアター京都 サウスホールでの公演がありますから、お近くでもそうでない方も是非!お薦めです。
http://yamadaun.jp/?page_id=1210

 

 バレエはニューイヤー・ガラ@新国立劇場オペラ・パレス
新年にふさわしい華やぎに満ちた作品も堪能しました。劇場20周年の祝賀会も華々しく、3つの研修所の生徒さんによるパフォーマンスも目を楽しませてくれました。
開幕から見ている劇場はそう沢山ありませんが、あれからもう20年…と思うと早くて恐ろしい心持ちになります。
 その当時は様々なバレエ団から来たダンサー達によるモザイクのようだったバレエ団もしっかり新国立バレエ団の個性になったのではないでしょうか。多くの先生方や観客、そして時によって育まれたものなのだろう、と思います。バランシンの『シンフォニー・イン・C』はそんな今のバレエ団の魅力があふれる仕上がりでした。
ロビーでも懐かしい幕開けの『眠れる森の美女』や『梵鐘の鐘』の話で盛り上がりました。

 

 今年も沢山の素晴らしい舞台に出会えたらと思っています。
皆様にとってもこの一年が素晴らしいものでありますように!