国立音楽大学で開催されるシンポジウムに登壇いたします。

私がお話するのは「ベル・エポック終焉後のバレエ・リュスを中心に」と題した部分で、1920年代のバレエ・リュスにおける始まりである1917年からにスポットを当て、バレエ・スエドワにも触れつつ、1930年代までご紹介できる内容で考えております。

他の方々のお話は私も多いに勉強させていただくことになると思いますし、演奏会もプーランク、ソーゲ、それから初演者による1963年の初演以来となるプーランクの没後にソーゲによって書かれた歌曲の上演などは大変珍しいものです。その他、ローラン・プティ振付、クリスチャン・ベラール美術・衣裳でサラ・ベルナール劇場で初演された『旅芸人』の主要曲の旋律に歌詞をつけてシャンソンとしてエディット・ピアフのためにかかれた歌曲など豊かなラインナップ。私も大変楽しみです。

是非奮ってお運びくださいませ。

 

日時:2019年9月7日(土)13:30~17:30
会場:国立音楽大学6号館110スタジオ
会場アクセス:西部拝島線または多摩都市モノレール玉川上水駅よる西武線線路沿い徒歩7分
入場:無料
問い合わせ先:国立音楽大学音楽研究室 042(535)9572

 

スケジュール:

ラウンドテーブル 13:30 – 16:00
趣旨説明 友利修 (国立音楽大学) 「なぜ今第一次大戦後の状況に目を向けるのか」
パネル1 沼野雄司(桐朋学園大学) 「両大戦間のアメリカ音楽: ニューディール期の音楽政策」
パネル2 芳賀直子(舞踊史研究家) 「ベル・エポック終焉後のバレエ・リュスを中心に」
パネル3 神部智(茨城大学) 「旧秩序の崩壊と国民音楽文化の形成: シベリウスとフィンランド」
パネル4 伊東信宏(大阪大学) 「1920年代のハンガリー: 解放と閉塞の交錯」
〈 休息 〉
演奏 16:15 – 16:45
Jeux Interdits (新福美咲 Sop. 島田樹里 Msop. 新井千晶 Pf.)
F. Poulenc 《Concordes》, H. Sauguet 《Une cartes postale》 ほか

ディスカッション 16:45 – 17:30
公式懇親会 17:45 – 18:45

 

詳細:

https://www.facebook.com/events/544504192756868/

 

懇親会もありますし、ご来場の方々にお目にかかれますこと、お話できますことをとても楽しみにしております。