日本の新学期は4月1日、3月31日で今年も色々なものが終わったり、閉まったりしました。
大変貌を遂げつつある町、渋谷の東急東横店もクローズ、それに伴って伊東屋さんも85年の歴史に幕を下ろしました。渋谷が初めての支店だったこと、初めて知りました。大学時代には銀座と並んで色々お世話になった店舗でした。桜の花の形のポストイットに訪れた人が思い思いにメッセージを書いて貼れるボードが登場したり、写真のような忠犬ハチ公のスタンプを押せるカードが登場していました。名残惜しくてあれこれお買い物をしました。もちろん銀座は残りますが、ずっとあったものがなくなるのはやはり寂しいものですね。
そして鎌倉では駅前の書店が100年以上の歴史に幕を下ろしました。書籍ももちろんですが、私にとっては漫画を本格的に買い始めたお店でもありました。夏の漫画フェアーの階段に貼られた文字“夏です、
10年前に規模を縮小して今度は閉店と、何ともかなしい話です。出版の環境の変化も大きいですし、ネット販売も簡単になりましたし、鎌倉の読書率も落ちたのでしょうか…。
最後の1冊は岩波新書を選びました。自分の本は残念ながらなかったので…。
跡地には息子さんの和食屋さんが入るそうですから、これは愉しみにしたいもの。
とはいえ、残念な閉店でした。