3月17日 登壇いたします。

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 『INTER- DESIGN FORUM TOKYO 2017、Carpe diem TALK & PRESENTATION今を掴め』に登壇いたします。

 今年はバレエ・リュスが初演した『パラード』の100周年。大雑把に言えば、サーカスをバレエ化した不思議な作品『パラード』についてお話しします。

 なんとトップバッターです! 

『パラード』は今回のサブテーマな存在、山村浩二氏のアニメーションパラード、KENTARO!!『パラードにて』もお楽しみいただけます。

その他の出演者も江原春義氏、蜷川有紀氏、隈健吾氏(出演順)と豪華です。

 

19:00に是非会場へお運びいただけましたら幸いです。

お越しをお待ちしております。

 

日時:2017年3月17日(金)

   18:30オープン、19:00スタート

会場:Super Delux

 

お申込み先:http://www.jidf.net/

 

 

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第45回香港藝術節~HONG KONG ARTS FESTIVAL~

『ラ・バヤデール』は5回公演、内3回を見ました。

『トリアディック・バレエ』は同時上演されたリチャード・シーガル振付の『ePreludes』はまた見たい作品。

『スーパー・プール』会場で、後ろのビルの照明もマッチして、ここがベストポジション!と撮ってくださいました。

 今年も香港芸術フェスティヴァルが開催されています。

日本からはピナ・バウシュを目当てに行かれるかたも多いと聞いています。

 

 私はミュンヘン・バレエを見に行きました。演目は『ラ・バヤデール』(毛利臣男衣裳)と『ミックス・ビル』。『ミックス・ビル』の『トリアディック・バレエ』には注目が集まりました。私は2014年のミュンヘンでの公演を見に行ったのですが、やはりもう一度見たいと思って足を運びました。3泊4日で6公演にバックステージツアーやワークショップ見学はなかなかハードでしたが充実した時間でした。

 また改めて記事としてお伝えできたらと思います。

『トリアディック・バレエ』についてはミュンヘンと香港の観客の反応の違いはこれほどか、と驚いたことだけ付け加えておきます。

 

 今回のフェスティヴァルは45回目ということでスペシャル・イヴェントとして「スーパー・プール」も開催されていました。Jen Lewin Studioが手がけているもので、2014年から世界各国で展開中。

光を遊ぶ、という趣のイヴェントですが、香港ならではの夜景も映え、想像以上に楽しいものでした。「自分のアートの一部になる」、「移動する」、「場を変えて成立可能」というのもコンセプトだそうで、今回の香港も数日毎に移動するとの事で、私は灣仔で体験しました。 これは日本でも人気がでそうだな、と思いました。

 フェスティヴァル開催を知らなくても、デートにあるいは子供を連れてファミリーでと、様々な楽しみ方のできるこうしたイヴェントはいいなと感じました。皆さんが年齢問わずとても楽しそうだったのが印象的でした。

 

 次は今更、と言われそうですが、3月に閉幕する『バレエ・リュスからオートクチュール』展を見にパリに飛びます。バレエはもちろん、オペラや音楽会、展覧会も楽しみが沢山。そして調査も前進できたらと思います。こちらは小さな石を積み上げる、時に砂漠で砂を探す作業ですけれど…。

草原の画家オゴンバイラ氏のほっこり心がゆるまる展覧会、本日まで! @銀座大塚家具1階特設ギャラリー

今回のメインビジュアルのうさぎたち。タンポポとうさぎが好きな私にはたまらない一枚です。写真では上手に撮れませんでしたが、毛並みが本当に触りたくなる質感

モンゴルの好青年オゴンバイラ氏とギャラリーマダム和田結花氏と一緒に撮っていただきました。右に写っている猫ちゃんたちも本当にかわいいのです

間際のお知らせになってしまいましたが、この殺伐としたニュースの続く中、見ると誰もがきっとほっこり心がゆるまるような展覧会が銀座 大塚家具1階特設ギャラリーで開催中です。

モンゴルの草原で実際に目にしてきた動物たち、回想の美しき子供時代、ふわっと心が温かくなるタッチで持ち帰りたくなるものも…。

一方でお能に想を得たという、何とも雰囲気のあるイメージの膨らむ一枚もあります。

本日までの開催ですが、銀座のアクセスのいい場所ですのでお買い物のおついでにでも是非。

 

草原の画家 オゴンバイラ展

2017年2月4日~12日

10:30~19:00

IDC大塚家具 銀座本店1階特設ギャラリー

 

※この投稿は2017年2月12日(日)に行われました

コンペティションII 新人振付家部門@横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペース 2017年2月9日、10日

今回は残念ながら他の仕事の関係でコンペティションは見られず…。荒氏は注目のダンサーだと思いますが…。

風情ある赤レンガ倉庫。この中で熱戦が…

Yokohama Dance Collectionも中盤になってきました。見た事のない新人にも出会えるコンペティションIIを2日間見ました。25歳以下、36名の中から映像・書類審査を経て選ばれた12名の振付家による作品。

 

雪もちらつく中の開催。1日目は電車が遅れて1本目の横山八枝子氏の作品は見ることができませんでした。その他11本を楽しみました。

 

見られなかったものがあると「良かった」と聞いてとても悔しくなるものですね…。

 

審査結果は出ていませんが、1日目の永田桃子『Brain in a vat』は衣裳のイメージなどが細やかで、世界観がはっきりとしていました。また振付の中の様々な質感のある動きが私には心地良く、あっという間の10分でもっと見ていたい、見てみたいと思いました。

2日目は下島礼紗『オムツをはいたサル』は“キワモノ”と言ってもいい作品だと思いますが、チャレンジングな作品であったことは確かです。久しぶりに聞いた麻原彰晃ソングはなかなか衝撃的でした。久保田舞『草みちでのくだる会話』は会場の柱を巧く使ったり、光の演出を多用するなど工夫が見られました。

10分という時間でどこまで見せられるか、どう見せるか、色々なチャレンジが見られました。

授賞の発表は12日19:00。選ばれるのは誰になるのでしょうか。

 

審査員は伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団・振付家・演出家・ダンサー)、ヴィヴィアン佐藤(美術家)、柴幸男(劇作家・演出家/ままごと主宰)、浜野文雄(新書館「ダンスマガジン」編集委員)。彼らの判断が楽しみです。

新年1本目は横浜赤レンガ、そして横浜ダンス・コレクション開幕!~『JUDA, CHRIST WITH SOY』/『VESSEL yokohama』@横浜赤レンガ倉庫第一号館

ポスタービジュアルも印象的な『JUDA, CHRIST WITH SOY』

初日乾杯。左からエラ・ホチルド氏、森山未來氏、小野慎司プロデューサー

スポットライトも消えた後なので暗いのですが、頭が見えない独特の姿の「ヘッドレス」の姿が印象的。

 2017年1本目は横浜赤レンガの『JUDA, CHRIST WITH SOY』でした。

エラ・ホチルド氏、森山未來氏による作品。イスラエル、愛媛で上演された作品ですが私は初見でした。

会場、照明、音楽、ダンスがぴたっとあった気持のいい舞台。森山未來氏は「踊りもプロフェッショナル並の役者」から本当にダンサー、として舞台に上がったという印象。身体がこれまでと違いました。

 太宰の『駆け込み訴え』に想を得たといいますが、本当に背景を流れる感じとの森山氏の言葉通り、物語を追うというよりは感情、関係を追うという作品でした。

 

 同会場で横浜ダンス・コレクションの幕開け作品として26日に初演された『VESSEL yokohama』にも森山氏が出演。

こちらも圧倒的な魅力を放った作品でした。客席も美術業界から豪華な顔ぶれが並んでいたのも印象的。名和晃平氏とのコラボレーション作品ということで通常のダンス業界の観客だけではない客層にアピールしたということのようです。こうした事はとても重要。「~業界」という小さな枠の中では限界が次々出てきてしまいますから…。

 ダンスも時々手掛けている原摩利彦氏の音楽も見事でした。空気感を醸し出すことができる音楽家だといつも感じます。

 

 初日乾杯で小野プロデューサーが「会場の外から聞こえた船の汽笛がこれから始まるこの作品の船出の合図に聞こえた」(メモを取っていないので意味だけおとり下さい)という言葉に大いにうなずきました。世界でも通用する強度のある作品でした。

 ダミアン・ジャレの振付による頭を見せない身体でほぼ全編踊られる作品で身体は「クリーチャー」となり、目が離せませんでした。舞台美術も素材は企業秘密とも聞きますが、とろりと肌に乗って落ちると白い被膜のように見える質感が身体の存在をさらに引き立たせていました。

 最後の場面については意見が分かれる部分もあるそうですが、私は此の時代に最初細胞のように見える美術の中から生まれその中に戻って行く、というイメージが浮かびました。

 美しく、見応えのある素晴らしい作品でした。

今年は幸先がいい感じです。

そして、2月19日まで続く横浜ダンス・コレクション、どんな作品、ダンサーに出会えるでしょうか。

JaDaFo賞選考委員会~寒い日の熱い議論~

この中で熱い議論が…。

今年もこの季節になりました。

委員会に行く道に雪が残っていた年もあったな、と思い出したり。

 

発表は3月、ですが、1月のある日、JaDaFoのメンバーが集い、JaDaFo賞の選考委員会が行われました。

必然的に昨年のダンス・シーンを振り返る事にもなります。

それぞれの委員の言葉からは、「ダンス」というものの定義、「何を求めている」かが浮き彫りになり、楽しい一時でもありました。

 

自分とは違うけれど、納得、だったり、やっぱり違う、と思ったり。

いつもこうした生々しいヴィヴィッドな議論が活発に行えたらいいのに、と毎年思います。

 

結果はまた改めて情報解禁日にお知らせしたいと思います。

2016年のお話~個人的ステージベスト3~

『忘れろボレロ』舞台上には巨大な×。何故でしょう?

DDDの劇場へのアプローチ

『ルーツ』は見応え十分

はめる勇気はありませんでしたが顔ハメパネルも

一つずつ手作りのキーホルダー、かわいい!

2016年はこれ!という舞台を逃した傾向があったかもしれません。ノイマイヤー・ガラの評判を聞くと見られなくて残念…とか。

 

そんなですが、舞台色々からは下記の通り。

 

  1. 『忘れろボレロ』@DDD
  2. 『横浜ダンスフェスティヴァル2016』@神奈川県民ホール
  3. 『ルーツ』@KAAT

 

最近見る度に面白いな、と思うダンサーの一人が大植真太郎氏。

ものすごく動ける器用な身体で徹底的に遊んで見せる感じが突き抜けていて面白いのです。笑いの要素もあり、観客層が若いという印象もありますが、それも納得の面白さと実はすごいことをやっている身体の面白さに惹きつけられます。『談ス』も面白かったです!

 

横浜ダンスフェスティヴァルは既にこちらで取り上げていますが、作品ラインナップがとても工夫されていて、かつ高いクオリティだったのが印象に残っています。バレエしか見たことがないと思しき観客が帰途、見たことがないけれど面白かったと会話しているのが聞こえ、遠藤康行さんの意図がきちんと伝わっているのだなと感じました。

私は実はあまりガラ公演に強い関心を持てない事が多く、こちらも当日やっぱり見ようと思って行ったのですが、友人を誘えば良かったと思いました。

ガラがあまり好きではないというのは、「福袋」的な面白さは確かにありますし、そこでしか見られないパートナーや作品の面白さはあるのですが、表現としてできれば一つの作品を踊る姿の方をより見たい、と思ってしまうからです。

もちろん最近では小作品を踊りきるということありますが、一部を上演する場合どうしてもガラ向きの表現になるのが少し残念に感じられてしまうのです。

ちなみにトリプルビル、ダブルビルは好きですし、もう少し色々上演されたらいいのに、と思っています。現実的には全幕に比べて日本ではまだどうしても集客が厳しいそうで、その点も残念だと思っています。

 

年末間際に見た『ルーツ』は何とも色々考えさせられる公演となりました。

時代のカナリア的な存在として言葉を扱う演劇の方が表現しやすいのかな、とも思いました。まるで第一次世界大戦前のような空気が世界を覆う中にあって生まれ、印象に残る作品になったのではないかなと思います。

出演者のインフルエンザのための公演中止(楽は上演)は何とも残念、関係者の無念さを思うと言葉が出ません。

でも感染症とても増えています。色々大変な世の中になったのだと、改めて思います。

 

その他、ミラノ・スカラ座もカンパニーとしての魅力あふれる舞台でしたし、踊り続けるプロジェクト大山も「働く女性」としてのダンサーについても思いを巡らせた舞台となりました。(公演後のトークでそうした話題が出たものですから。)

勅使川原三郎『Scheherazade』

吉祥寺すずらん商店街の先にある入口の看板

ポスター

会場入り口のインスタレーションのようなしつらい

新年、いい舞台が続いて幸せです。

こちらの『Scheherazade』は昨年の『牧神の午後』に続いてのバレエ・リュス作品。ニジンスキーがその名声と人気を確固たるものにした作品『Scheherazade』を勅使川原三郎が振付、出演と聞いて楽しみに行きました。

 

何よりも音楽に惹かれたという勅使川原氏の言葉に納得。

音楽の間の波の音もまた、独自の空気を生んでいます。

 

イダ・ルビンシュテインが初演で踊った寵妃ゾベイダ。イダはプルースト、ダヌンツォといった錚々たる顔ぶれの熱心ファンをもつことになるダンサーです。そのイダの残された写真のイメージと、佐東利穂子の縦のライン、ほっそりとした身体のイメージは重なり、より洗練された印象。孤独でありながら官能的、背後の照明が時に月にも湖にも見え、湖ならば「白鳥の湖」の涙でできた湖も想起されます、見ていて様々なイメージが触発されて頭に浮かぶ表現力も魅力です。

 

元々の作品はトルコのハーレムを舞台とした不貞の物語です、妻の不貞を知って狩りに行くと見せかけて戻ってきたシャリアールとその一軍にゾベイダお気に入りの「金の奴隷」(これをニジンスキーが初演)を含め全員が切り殺され、ゾベイダの助命の祈りも聞き届けられず自害するといういわば愛欲と血の物語。そうした物語があのきらびやかな音楽と「官能的な」と評されたバクストによる鮮やかな色彩の中、ミハイル・フォーキンによる振付で上演され、上流階級を中心としたパリの観客に熱狂的に支持されたのです。美しさが圧倒する背徳感が作品の大いなる魅了だったと言えるでしょう。

 

今回はそうした物語をなぞるのではなく、音楽を踊る、と勅使川原氏は言われていましたが、どこか牧神的であったり、「解き放たれた野獣のよう」と評された官能的な獣のような魅力がほとばしった「金の奴隷」のイメージがちらちらと万華鏡のように入れ代わるイメージでした。何回かある暗転の前の首をきるような振りは奴隷の未来でもあり、物語を完全に無視しているといわけではありませんが、それはサイドストーリーのようなものと言ってもいいかもしれません。

 

カラスアパラタスという独自の空間の中で、広がりを感じさせる身体はさすがとしか言いようがありません。

特に残像のように残る腕、足の軌跡は勅使川原氏ならではで堪能しました。もっと見て居たいと思う舞台でした。

1月6日初演のこの舞台、14日までです。今回こそ本当にどうにか再訪をと思っています。おすすめです。

 

オフィシャルサイト:http://www.st-karas.com/karas_apparatus/

チケット予約:updatedance@st-karas.com

新年あけましておめでとうございます。

「ナタリア・ゴンチャロワによる舞台美術デザイン、THE RUSSIAN BALLET IN WESTERN EUROPE,1909-1920, W.A. Propert, JOHN LANE THE BODLEY HEAD LIMITD, London 1921 (500部限定書籍)より」

 

ゲラン、金鶏

『金鶏』の「シェマハの女王」を踊るイリーナ・バロノワ(バレエ・リュス・ド・モンテカルロ)、RUSSIAN BALLET, camera studies by Gordon Anthony, Geoffrey Bles, London1939より

ゲラン、「LIU」の広告、1930年のオペラ・リュス・ア・パリ(バレエ・リュス・ド・モンテカルロのいわば前身)の公式プログラムより

 

全てNaoko Haga Collectionより

明けましておめでとうございます。

今年の世界が穏やかなものになるよう、祈らずにいられません。

 

2017年は酉年、それにちなんでバレエ『金鶏』のご紹介から新年を始めたいと思います。

 

『金鶏』はバレエ・リュスで1914年に初演された後、バレエ・リュス・ド・モンテカルロによって再演され、長く踊り続けられたオペラ・バレエ作品です。

作曲はリムスキー・コルサコフで、彼の最後のオペラ曲。当時のロシアでは上演が許されず死後、1909年のモスクワで初演されました。それを見たディアギレフとブノワはバレエ・リュスの結成当時からこれをいつか上演したいと思っていたので、バレエ版として初演されたのです。

 その豊かな音楽とナタリア・ゴンチャロワによる鮮やかな色彩はバレエ・リュスを見慣れた観客も虜にする魅力を放っていました。バレエ・リュスが常に発信しつづけた、「最新のロシア」の魅力とロシア民話という「ネイティブなロシア」の魅了の両方を持つ作品でした。

 

1929年にバレエ・リュスが解散した後、1937年にバレエ・リュス・ド・モンテカルロで再演され、人気演目となりました。映画『バレエ・リュス~踊る歓び、生きる歓び~』では「金鶏」を踊るタチアナ・リアブンシスカの当時の姿を見ることができます。

 

この作品にちなんだ香水「金鶏」がゲラン社によって発売されたことは案外知られていないかもしれません。

ディアギレフは現在も売られているゲラン社の香水ミツコを愛用していたと伝えられていますし、バレエとのご縁も深いのです。

 

香水「金鶏」は調香師ジャック・ゲランによって1937年に発表されたものですが、彼は、バレエ『エスメラルダ』にちなんだ「Jasmiralda」という香水、ジョゼフィン・ベーカーのための「Sous le Vent」、オペラ『トゥーランドット』にちなんだ「LIU」(これは2012年限定で復刻されています)や貞奴のロイ・フラー劇場での公演成功をうけて「Yakko」を発表するなど劇場文化とも近しい香りをいくつも発表しています。残念ながらいずれも現在では失われた香りです。

 

「金鶏」は公式サイトによれば「ディアギレフのバレエ・リュス」へのトリビュートとして調香したと書かれています。その1937年は『金鶏』がバレエ・リュス・ド・モンテカルロによって再演されることが発表された年です(上演は1938年)。

香水瓶がタイの形になっているのはディアギレフの劇場での装いからとのこと。

 

1956年に廃盤になっていたのですが、2014年のクリスマス限定として復刻されたのが写真のもの。

世界で29個だけのバカラによる限定モデルも発売されましたが、私が持っているのは一般に販売されたモデルで、香水ではなく「金鶏」の香りのゴールドのパウダーが入っています。髪にも肌にもまとえます。

 

今年は酉年ですから、新年をこの香りと黄金の煌めきで始めたいと思います。

 

皆さまにとって素晴らしい一年でありますように!

そして世界にとっても。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

芳賀直子